寝不足が「万病の元」になる
发布时间:2021年01月11日 【打印】【关闭】
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・睡眠不足(短時間睡眠)はさまざまな健康リスクと関連している
・特に睡眠不足は糖尿病、高血圧、心血管障害との関連が知られている
・睡眠不足は耐糖能、食欲、自律神経系、炎症など多様な経路で糖尿病リスクを高める
食事、運動と並び、健康を支える3大要素の1つである睡眠。「しっかり眠れば、病気も治りやすい」ことは、多くの医師が体験していると思います。
秋田大学三島和夫先生の医療現場研究によりますと、睡眠障害は高血圧や糖尿病などの生活習慣病を筆頭に、認知症、うつ病、前立腺癌や乳癌といった悪性腫瘍など、さまざまな疾患の発症に関連していることはご存じの通りです。数多くのコホート研究や生理研究から、睡眠障害と疾患の発症リスクの間には単なる相関関係にとどまらず、両者の因果関係が実証されているものも少なくありません。既に多くの成書にも記載されています。
数ある睡眠障害の中でもとりわけ睡眠関連呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群)、不眠症、睡眠不足については詳しく研究されており、主に生活習慣病および心血管障害との関連について多数のエビデンスが得られています。睡眠の質の低下は、HbA1cの上昇にみられるように耐糖能の低下の原因となることは疫学的にも実験的にも証明されています。
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